• concord コンコード ALCOTT
  • concord コンコード EMERSON
  • チルチンびと
  • 瀬戸漆喰

会社選び

一生に1回の買物の家を建てる(つくる)為には、家族がどの様な家を必要としているか?お施主(ご家族)のご要望からスタートします。

デザイン住宅(イメージ先行)・自然素材のエコな家・ 建築コスト重視・構造は?
(木造(在来、2×4 他)・鉄骨造・鉄筋コンクリート造)耐震性能は?など要望や希望が色々と挙がると思います。しかし、全てをプラスした家が必ず『良い家』とはなりません。『良い家』とは、《自分らしさを活かした個性ある家》ではないでしょうか?

オンリーワンの家つくりについて、まずは何をどうすれば良いのか?何点か代表的な項目について、ひとつずつ整理してみました。

ハウスメーカー・工務店(ビルダー)・設計事務所(建築家)の特徴とお勧めそれぞれの特徴を挙げると

ハウスメーカー
・規格モデルが多く、間取り変更等の自由度が低い
・モデルハウスが見られる
・コスト高 標準坪/70万円~(最終80万円以上)

設計事務所(建築家)
・設計監理料が必要 工事費の15%~
・建築家主導の家つくり
・著名な建築家・ブランド優先

従来の工務店
・設計は外注
・第三者によるチェックや工事の監理がされにくい
・工事優先型の場合、法規に関する専門的な知識が少ない
・デザインが悪い
・良心的な価格

一昔前とは違い、現在は瑕疵担保履行法などの各法規でも工事中の検査の規制を強め、行政を含めた第三者の手による徹底した検査が行われています。法的な規制もあり各会社間での保全(保証)の差異は無いのが現状です。私の経験上、現場知識・経験の少ない建築士は机上の理論のみで、設計図通りに物質上、造る事が困難であった例もあります。そのような建築士に設計・監理料を払っているのは理不尽ですね。
見積の内訳明細書を見れば不自然な点が一目瞭然ではないでしょうか? 

見積書の見分け方を参照ください

日本の木造建築において、大工の棟梁(工務店)は設計士であり、現場を含めた総監督であり、自身が中心となって建築する建物に最大の責任を持ち、一貫して計画や施工を行ってきました。現在は複雑化する建設工事のなかで役割分担が生まれ、先の耐震偽装問題でもしかり、責任の所在を一貫していないことによる擦り付け合いが起こっているように感じます。

総合的に計画・販売している、大手ハウスメーカーなどは、とにかく商品価値に比べて価格が高い。各社が色々な工法やシリーズを設けていますが、じつは特別な工法は少なく、使用材も大量生産品の比較的に安価な物であったりします。宣伝広告費に莫大な資金をかけた上に、利益率が40%を超えるメーカーも多く、工事内容が現実に伴わない稚拙なトラブルが多いのも特徴かも知れません。一番お勧め出来ないタイプです。

昨今の建築事情を加味して総合的に判断すると、
・経験・知識がある建築士が主導して工事の計画(設計)・監理を行う
・同じ社内の大工(棟梁)が良心的な価格で工事ができる(中間マージンを省略)
・責任の所在が1つなので要望した声が現場にダイレクトに伝わる
ことにより、間違いが少ない最良で適正価格な建設が可能といえるのではないでしょうか?

「営業」→「設計(建築士)」→「現場監督」→「職人」では、伝言ゲームの様に間違いや意図が伝わらない事も多く責任の擦り付け合いも起きやすくなります。「設計(建築士)」→「職人」ならば、ひとり当りの業務負担は増えますが、堅実な計画実行とコスト削減が可能になります。

計画から完成まで責任は一社に責任を持たせることが、建主にとって一番安全であり、トラブル回避も出来る方法かと思います。

従来の大工職のみの施工型工務店ではなく、設計から施工まで一貫して網羅が出来、必要時には、第三者の工事監理を導入することも可能である、新しいタイプの現代型工務店『ビルダー』型をおすすめします。

point 責任の所在は分散させない。