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土地について

一生に1回の買物の家を建てる(つくる)為には、家族がどの様な家を必要としているか?お施主(ご家族)のご要望からスタートします。

デザイン住宅(イメージ先行)・自然素材のエコな家・建築コスト重視・構造は?
(木造(在来、2×4 他)・鉄骨造・鉄筋コンクリート造)耐震性能は?など要望や希望が色々と挙がると思います。しかし、全てをプラスした家が必ず『良い家』とはなりません。『良い家』とは、《自分らしさを活かした個性ある家》ではないでしょうか?

オンリーワンの家つくりについて、まずは何をどうすれば良いのか?何点か代表的な項目について、ひとつずつ整理してみました。

土地(建築予定地)

まずは建物を計画するにしても、建築予定地の検討からはじまります。予定地が決まっている場合は、その土地がどんな法律の規制を受けるのか?斜線制限・用途制限・最高の高さ・建ペイ率・容積率などについて細かく記されている、建築基準法という法律があります。『3階建ての建物』『屋根は片流れ』『天井を高く』と色々な希望があると思いますが建築基準法により、必ずしも希望通りの建物が出来るとは限りません。地域によっては条例や建築協定などもあります。(景観条例・高度地区制限など)予定地が決まって無い場合は、土地探しからはじまります。

その際、ご希望の家を実現する為にも、不動産業者の門をたたく前に、建築士への相談をお勧めします。ご希望される地域やその土地に関わる、環境の長所短所、法的な制限をプロの目を通して正確に判断し、購入前にアドバイスを求める事が可能になります。経験上『土地探しは建築士と一緒に』をお勧めします。

※地場で土地事情にも精通した建築士が適任です。

土地の見方について
整形地や東南の角地、交通の便、まわりの環境、お子様の学区などを重視して選ばれる方が多いですが、これから購入を検討される方にとっては、価格が高いなど一長一短があり、なかなか全てを兼ね備えた土地にめぐり合えるチャンスは少ないのが現実です。

しかし、全てを兼ね備えていなくても、土地に最適な建物を計画する事は可能です。一見、皆が敬遠する様な、不整形地、高低差がある敷地、旗竿敷地、三角形の敷地などの土地でもアイデア・工夫次第で、土地の短所も長所に生まれ変わります。逆に敷地の短所と思われている土地は(土地の特性を不動産業者でも気がついていないので)安価な場合が多いので、お買い得かもしれません。

point 敷地が本来持っている魅力も家づくりに活かす